ブラックカードでおごってくれた社長さんから学んだこと
今回は、とある取引先の社長さんとごはんに行った時のお話である。
その社長さんがいる会社は弊社の協力会社であり、
正直その会社がないとうちの事業が全く成り立たないくらい、ズブズブな関係である。
しかも、その会社は現在売り上げを右肩上がりで伸ばし、急成長中なのだが、
うちと密な関係を築けたのも、売り上げを伸ばしているのも、その社長さんの采配加減にある。
そんなやりて社長さんから教わったこと、気づかされたことを今回はまとめていく。
ミスは起こるものだと思って心構えろ
人間は完璧ではないからミスはつきもの。誰かがミスをしても、次ミスするのは自分かもしれないから、他人のミスには寛容になろうとのこと。
ミスをみつけても、ミスに巻き込まれても、「何やってんの~!もう~!」くらいで軽く流せるくらいが良いよねということだが、
その心の余裕、私にもほしい!!
復習よりも予習
もちろん今日仕事で学んだことを復習して次に生かすことは大切である。(新人なら特に。)
でも、社長さんとしては、先を見通すほうがさらに大事だと言う。
特に最近はコロナ禍でイレギュラー対応が増えてきている。
いつもならこうなのに!というのが常々まかり通らなくなってきたため、
急に変更やイレギュラー対応が必要になった時、すぐに適応できるよう、
先を見越して計画を立てるのがよいらしい。
余裕を持つ
上二つにも共通するのだが、ミスしても許してもらえる・許せる心の余裕と、イレギュラーに対応できる仕事量の余裕を持つべしとのこと。
学んだことをスーパーざっくりまとめると以上だが、
このご飯会を通して私は自分の欠点にも気づいてしまった。
人たらしだから務まる社長業
社長さんの人たらし具合はすごい。
いい意味でプライドがなく、弊社の爆発的ミス案件でも、誠心誠意取り組んでくださる。
困ったときに進んで救いの手を差し伸べてくれるから、非常に頼りにしやすいし、
困っていなくても、いつも気にかけてくれる。
一方私はどうだろうか。
自分のことばかりに気をとられ、利益と効率にこだわりすぎて、人間らしい温かみがない。
自分もミスするのに、他人のミスにはとことん厳しい態度をとってしまう。
面倒なことには巻き込まれたくないと思っている。
だから、人脈をどんどん広げて、人間の良さで売り込んで、売り上げ拡大を図るような仕事よりも、
与えられたタスクをコツコツこなすほうが自分には向いているのではないかと思った。
温かさが欠けた私は、性格的に、成長拡大中のベンチャーは合わないかもしれない。
今回のご飯会を通して、社長さんのすごさを目の当たりにすると同時に、
自分に圧倒的に足りない部分に気づいてしまったのだが、、、
総じて貴重で有意義な時間となった。
さすがに社長さんの人たらし加減は数年で習得できるものではないが、
少しずつ、私も他人へ目を向けたり愛情をもって接することができるようになりたい。
ちなみに社長さんはブラックカードを使っておごってくれた。