就職留年生に共通する特徴
私は、自らが就職留年生というだけでなく、これから就職留年生をする学生向けに実際に相談会を開催してきた。また、知人が就職留年を決断することもあった上、Twitter等のDM上でも就職留年生と直接触れ合う機会が多かった。
今回はそれら経験を通して、就職留年を決断する人の共通点について考えていきたい。
①高学歴
私が直接知る就職留年生は25人ほどだが、その9割以上がマーチ以上の偏差値と言われている大学に通っていた。
「受験勉強頑張って、名高き大学に合格したのに、それに比して納得のいかない内定先。プライドが許さん、就活もう一回やったる!」
「有名大に入学したのだから、大手有名企業に入って欲しいと親に言われた。」
実際このような学生が多い。
②大手病
上記に深く関連するのだが、学歴が高ければ高いほど、大手企業への志望率は高くなる。そして、大手へのこだわりが強ければ強いほど、就活をリベンジしたくなるようだ。
逆に、中小やベンチャーを目指して就職留年をする学生は聞いたことがない。(一学生の見聞でしかないが。)
③男子
女子よりも決断力、行動力がある傾向。あと、女子は両親に気遣いからなのか、弱めの決断力からか、就職留年生は少なめ。
④留学・休学が多い環境下
これだと女子も男子も関係なく就活留年生が多くなる。
特に、国際系の学部(グローバルなんちゃら学部とか)に所属していると、ストレートに四年で卒業する人がむしろマイナーで、5,6年かけて大学卒業することがざらにある。
仮に、そんな環境下にいるのに、四年でストレートで卒業し、就職しようとする。すると、なんで自分は生き急いでいるのだろう。みんな長期留学とか様々なことを経験して、ゆっくりキャリアを考えているのに、なんで自分はこんなに急いでキャリアを考えるのだろう?最短で卒業するメリットとは何だろう。という、疑問に満ちた感覚に陥る。
ちなみに、私が直接関わった学生で最も多い特徴は、なんと④だった。
今回はただのデータまとめのような記事であり、就職活動において参考になる情報は皆無だろう(笑)しかし、まだまだマイナーな就職留年という道を世に知らしめるためには良いだろう。