就留原因の根本にあったあま〜い考え
最近Twitterを見ていると、21卒、さらに22卒の人まで就活アカウントを作り始めていて恐れおののいている。
先日経団連が正式に就活指針の撤廃を発表したという背景もあり、早期に就活を意識する人がどんどん増えそうなのだが。それにしても行動が早い。
今思い返してみれば、私は1・2回生の頃、まっっっっっっっったく就活を意識していなかった。何も心配していなかった。
まあなんやかんや行きたい企業には入れるやろ、と甘く考えていた。(最高にポジティブなアホ)
つまりそのあま〜い考えが就留に繋がったのだが、今回はそのことについて書いていく。
学科、サークルの知り合いみーんな有名・大手企業に進む。
三井住友銀行、IBM、三井物産、サントリー、キリン、NEC、野村證券、、、、、挙げたら本当にきりがないのだが、私の周りの先輩は超有名・大手企業ばかりに内定していた。しかも例年人気ランキングの50位以内に入る企業ばかり。
下級生の段階からそのような環境下にいたアホな私は、「先輩はみんなあんな立派な企業に進んでる!だったらわたしもそうなるやん〜♪」と楽観視することとなる。
その馬鹿ポジティブな性格もあり、スタート時から本質を突かないテキトー就活を続けるのであった。
そして、インターンに落ちまくっても、ESで落ちまくっても、面接で落ちまくっても、私が所属するコミュニティの人はみんな上手く行ったんだから、私も問題ないでしょ♪という思考に陥るのであった。
Fラン大学だけど有名企業から大量内定がもらえる時代だから自分は全く問題ナシという思考
私が通う大学は、正直言うとFランではなく、どちらかというと有名大の部類に入る。だから、学歴フィルターに引っかかるなど、学歴上の問題はほぼないと自負していた。
説明会に行っても、集団面接に行っても、周りの学生の中でも私の学歴が一番上ということも多かった。だからこそ、さらに「私は大丈夫♪」の思考に陥るのである。
その辺りほんまにアホな私。学歴良いからって何?たまたま受かっただけやろ?学歴しか誇れない私は、中身のない真のアホ。
自分に合う企業を探すという視点の欠如
大学4回以降になってやっと、「規模や知名度に関係なく、自分にぴったりの企業を見つけるべき。それが就活のゴールだ。」という視点を持ち始めた。
逆に言えばそれまでは「就活のゴール=超有名大手企業から内定を取ること」という安易な考えしかなかった。
マーチ以上の良い大学に進んだ以上、超有名大手企業に入らなければいけないという理由も、
有名・大手企業に入ることが最大のステータスだという理由も、
有名・大手企業に入ることが美談だという理由も、すべて何もないではないか。
なのに、周りの先輩みんなが超有名企業に進むという状況や、せっかく〇〇大に入ったんだから有名企業くらい入らないとという親のささやきもあり、当時は何も疑いなくその考えになっていた。
早く気付けばよかったのに、私よ。
最後に…
有名大に通う学生でこのようなクソ思考に陥っている方はいないだろうか?もし陥っていたら今すぐ危機感を持った方が良い。
有名大に通ってるからといって必ずしも有名・大手企業に行ける訳ではない。
有名大に通ってるからといって必ずしも就活が上手くいくとは限らない。
そもそも有名・大手企業への内定=就活の成功ではない。
これらは私が今回伝えたいメッセージである。
※完全に私の主観的感覚なのだが、
大企業 : 従業員3000人以上の企業。就職人気ランキング上位に入るとは限らない。
大手企業: 大企業という部類に属す。就職人気ランキング上位に入っている。
有名企業: 就職人気ランキング上位に入る。必ずしも大企業とは限らない。
という意味合いで文章を展開している。ご了承を。