国際系学部生必見!就活で外国語は武器になるのか?
今日は、「外国語は就活で武器になるか?」について。
わたし自身実は、2度の就活を通じて'外国語'能力という一種のステータスに頼る部分があると同時に、それに対する企業側の反応に様々な感情を抱いてきた。今回はその経験を踏まえて、学生目線で感じたことをまとめていく。留学経験者、留学検討中の方にはぜひ読んでいただきたい。
※注意※
上記の企業は、日系の企業だけであり、外資系は含まない。
3ヶ月以上 が1つの目安
ESなどでは、「3ヶ月以上の海外留学経験はありますか?」と聞かれることがほとんどだった。つまり、3ヶ月以下の短期留学は、留学経験としてあまりアピールできないことということだ。
私は1ヶ月弱の留学経験があったため、そのことについて面接等で話すこともあった。しかし、語学面でのアピールには繋がっていなかったようだ。
ただ、海外経験や短期留学から学んだことなど、何か確固たる得たものがあるのなら、それはアピールになるのかもしれない。
TOEICは800点以上ないと見向きされない
英語力を武器にするならの話だが、TOEICスコアが800以上ないとアピールには繋がらないだろう。なぜなら、企業の国際関係の部署に属するための最低スコアの平均値が750点程であり、それより上じゃないと魅力的に見えないから。
私はグローバルを少しかじった会社に進む予定だが、スコアは地に落ちているほど低い(泣)そのため、大学の教授には叱責され、800くらいないとダメだと言われてしまった。
最近は中国語熱沸騰
近年川栄李奈とイチローが出演するCMでおなじみの某企業は、ESの段階で英語能力の他に 中国語能力も尋ねてきた。
英語に堪能な人材は集めやすいと思うが、中国語に関してはまだまだ少ないと思われる。そんな風潮の中、中国進出に力を入れる多くの日系企業は、中国語ペラペラ人材に大注目しているのだと感じた。
語学だけに頼るのはナンセンス
昔内定をいただいた企業の人事に、採用理由を面と向かって聞いたことがある。そうしたら、語学で採用したわけでない、人間性で採用した と言われた。(当時私は語学面を1番にアピっていた)
また、他の面接でも、語学に固執するなら、通訳とか、やれば?とか、
そんなに語学に熱意があるなら、うちの会社には満足しないよとも言われたことがある。
つまり、英語ができるから、中国語が堪能だからってだけで内定には繋がらない。それ以外の人間性が評価された上で、外国語はあくまでもプラスアルファくらいの程度である。これは語学をかじっている人が、勘違いしてはいけないポイントである。
最後に…
語学をかじって悪いことは何もない。ただ気をつけるべきは、語学に頼りすぎないことである。