落とされる原因まとめその2〜伝わらない人間性編〜
今日は、前回に引き続き、落とされる要因についてである。
今回はズバリ、 伝わらない人間性編!!
ES段階のお話、面接段階のお話の2つの視点からお送りする。
目次
ES落ちの大きな原因
私は以前から申し上げている通り、ESが得意ではなかった。
実際、ES落ちは、2年間で選考を受けた50社中20社程度である。
特に1度目の就活の際、壊滅的なES落ちを経験した。
落ちた理由を探るべく、その頃のESを改めて分析してみると、内容が実に薄っぺらいのである。
以下が実際に落とされた私のESである。某お菓子メーカーG社のもので、志望動機から抜粋している。
まず、貴社が、他社よりも圧倒的に、ロングセラー商品や著名な商品を多く持つことに魅力を感じました。
また、貴社は商品の健康面にも力を入れています。近年日本では健康寿命が注目されていると同時に、海外でも健康面も重視されていくと思われます。
そのため世間への影響力の大きさが感じられ、貴社を志望しました。
…。
曖昧な表現が散りばめられ、企業情報が表層的。(しかも誰でも知ってるような事実しかかいていない。)
そのため、他人との差別化が図れていない。
G社側からすれば、G社を崇めてくれるのは嬉しいし、志望していることはわかるけれど、
この志願者はどういう個性を持っていて、どう御社に関わりがあって、どういう経緯があって志望しているかがイマイチわからない。
ESから人物像を描くことができないのである。
もちろんこのESは、即落された。
面接では人間性と会社のリンク具合を見られる
ESが通過し、面接段階に来ると、直接社員と話すことで人間性をさらに深く知ってもらえる(集団面接はそうでもないが)
でも人間性を深く知るだけでは不十分である。
なぜなら企業側は、
「君がすごい人物であることはわかった。でも私たちは君を弊社に採用するメリットをあまり理解できていない。そこんところ説明してや〜」ってなるから。
私たち学生は、この企業にどんな良いことをもたらすことができるだろう??
この視点はかなり重要性を帯びてくる。
この視点に注目すると、
一位になった優勝した、すごいやろ、ドヤっていうエピソードよりも
この状況下にあった私は、こういう風に困難に立ち向かい、このように努力した、行動した というエピソードが企業側に好まれるのである。
次回も、落とされる理由まとめをお送りするので、お楽しみに!