就活の軸ってどう定めるの?
就活の軸。
エントリーする企業を選ぶ指針となる上、面接等でしょっちゅう聞かれるため、ほぼ100パーセントの就活生が意識するものである。
今日は就活の軸をどう定めるべきか?というお話。
私の話が絶対的な正解ではないので、あくまでも参考程度にして欲しい。その上でお役に立てるのであれば、とても嬉しい。
私の就活の軸
ざっと挙げると、
1海外のある地域との強いつながりがあるかどうか、2希望する勤務地で働けるかどうか、3若手裁量権は大きいか、4土日休みかどうか、5BtoB企業かどうか、6事業内容に成長性を感じるかどうか、7事業内容が面白いかどうかを軸にした。
しかし、これら全てに当てはまる企業はかなり少数となるため、少し目をつぶった項目もあるが。かなり甘えのある軸だろう。
1の海外関連の軸は、私の学業面での専門分野に起因する。これ以上私の専門分野を知りたい人は、直接聞いてください(笑)日本でもマイナーな専門分野であるため、武器になると考えた。特に大切にしていた軸である。
2について。全国転勤や引越しとは無縁の環境で生まれ育ったことと、現在住む地域の魅力に取り付かれたことが大きな要因。あまり深い理由はないが、縁もゆかりも知り合いもいない土地に転勤させられるのが苦痛なだけである。
3について。私は将来子供を持ち、育てたいと考えている。まだ社会に出ていない現時点では仕事との両立を図りながら子育てもしたいと考えてもいるが、実際に働き出したらどうなるかわからない。もし子育てに多大な支障が出るとしたら、仕事を辞める可能性も少なからずある。
そこで思うのは、研修や下積みのまま辞める事態に陥りたくない ということだ。もし辞めてしまうなら、年次が低いうちからガンガン働いてガッツリ成果を上げてからにしたい。そしてその実績さえあれば、子育てが落ち着いて復職したり新しく仕事を始めたりすることになっても、うまくいきやすいのではないか。
4は社会人になっても宿泊込みの旅行に行けるかどうか(趣味)、友人と予定が合うかどうかを重視した、しょうもない項目(笑)
5は、自分の作り上げたサービスや仕事内容をより適切に、より安定して評価してもらえそうだから。
BtoC企業といえば食品メーカーが代表格。知識に欠け、流行や口コミに踊らされがちな素人である消費者(C)に向けて商材を生み出していかなければいけない。10個新しい商品を生み出しても、ロングセラーとして残るのは2個以下。実際にこのような企業の選考に参加したことがあるが、なかなか厳しい世界だと思った。
6と7に関して。例えば住宅メーカー。人口が減り、マーケット規模が縮小しつつある日本において、持ち家が欲しい人も減りつつある。しかも時代の流れ的に、 持ち家を持つ=幸せな生活の典型例 というわけでもない。よって6と7の軸でからは脱線する。
業界の絞り込み
全業界のできるだけ多くの企業の話を聞いた上で、上記の軸をもとに志望業界として省いたのは、
不動産(土日休みではない、住宅事業に興味を持てないため。)
小売(土日休みでないため)
メガバンク等お堅い金融(若手裁量権が小さいため)
BtoCメーカー(上記の理由) である。
それ以外の業界は幅広く受けることにした。
そしてその中(おそらく200社ほど)で、1〜7の軸に沿って企業を絞り込んだ(40社ほど)。
反省点・忠告
省いたものの、正直かなり幅広い業界を受けることになったため、面接ではツッコミの嵐に遭った。もしインターンを経験したり、さらに自己分析を深めていれば、もっと絞り込めたのかもしれない。(インターンは間に合わなかったけれど)
しかし、絞り込みすぎる必要もない。持ち駒数が減るから。(1度目の就活面ではの失敗の一因)。
無理に絞り込もうとせず、幅広く様々な業界を受けてみることは間違いではないと思う。