就活で暴かれる大企業の本性
実際に就活をしていると、
中小やベンチャー企業は採用人数が少ない分、学生1人1人に寄り添い、丁寧な対応をしてくれることがほとんど。
一方で大手・有名企業は何万人という学生が殺到するため、非情にも効率の良い採用活動を展開する。そう、非情にも だ。
今日は、私が大手・有名企業を受けた際、理不尽だと思ったことをまとめていく。
目次
突然サイレントかます大手インフラ
この会社大手らしさを発揮し、ES提出締切が4月末だったにも関わらず、選考開始は6月だった。
一次選考はグループワーク。
お昼過ぎに受けて、その日の夕方には通過を知らせる電話が来た。スピード選考ではないか、レスポンスが早いのは期待できるし信頼できる!と思った。
2次選考は個人面接。自宅から1時間ほどかけて、朝9時から参加した。
なんと3時間後に通過を知らせる電話があり、今日中にまた会場に来いとのこと。しかしその時私は帰宅した後だった。
再び会場まで往復しなければならず、体力・交通費の面で億劫に感じたが、即日合格をくれることに期待感を抱き、再び面接に向かった。
3次選考も個人面接。4次選考が最終面接らしい。特別に何かしたわけでもなく、後悔や反省点もない。志望度が高いことも伝えた。
その日のうちに家と会場まで2往復。体力も交通費も2倍のしかかる。さすがに配慮してくれるよね…?と思った矢先、サイレントお祈りされた。
冷淡すぎない!?
人間らしい思いやりがないね、こんな非情な会社が暮らし安心サポートやってるとか信用ならないねこの会社のサービス使うのやめよう
って思った。
マッチッグ性を気にかける大手ITコンサル
2月の学内説明会でお話を聞いた企業である。
志望度は低かったのだが、 3月上旬社員から直接個人メールで、
説明会は満席だが就留女さんには特別に席を用意するからぜひ参加して欲しいと、電話とメールで言われた。
大学名と学部くらいしか知らない段階でこのようなメールを送るのはすこし怪しいが、
期待されているのではないかとワクワクした。
3月に個別説明会と筆記試験に参加した後、ジョブマッチングという名の面談した。(しかも日曜日!)難なく終了。これは早期内定コースか!?
しかし4月は音沙汰なし。遠方で社員交流会が開催されたようだが、交通費の支給がないため断念した。
5月末に面談二回目(またもジョブマッチングという名前)しかし3日後、君と弊社のマッチッグ性は高くない とメールで伝えられる。
マッチングってなんやねん、高くないってなんなん、そこは低いって言えよ
この段階でマッチッグ性低いって判断されるということは、選考途中で落とされることがほとんどでは?そんな会社は辞退しよう。無駄だ。と思い、6月からの本格的な選考は辞退した。
選考回数を詐欺る大手人材
5月末に説明会兼グループワーク的な選考会に参加(一次選考会)。理由はよくわからないが、2次選考すっ飛ばされたようだ。これは期待度上がるね。
3次は個人面接で、何も問題はなかった。面接官は話しやすく、すごく好感を持てる方だった。
そして4次面接。
まあまあの地位の社員(おそらく40代前半)が登場し、面接中これが最終段階ですと2回ほど言われた。内定が出たら…みたいな話もされた。
まあ内定が目の前に見えた最終面接はモチベーションが上がる。
その後、
この平成の時代に電話だけでしかやりとりできないリクルーター(皮肉)とすれ違い、3週間待たされた挙句、面接の結果が伝えられた。
合格と言われ内定を確信した。
が!!!!!
次回が最終面接って言われた。
はああ!?
どう考えても前回のが最終やろ!!嘘つき!辞退したる!!
ということで辞退することになった(笑)
教訓
以上で紹介したどの会社も、学生側の期待度を上げた後に、盛大に裏切った。上げて落とすパターン。こちらからすれば信頼度失墜。
世の中で名声を得ている素晴らしい会社であっても、本性は簡単に裏切り、人間らしい思いやりがなく、冷淡な会社なのかもしれない。
このような会社の社員に思いやりを意識しろと言っても無駄である。
しかし、少なくとも自分は、どんな相手に対しても気遣いができる社会人になりたいと思う。