セクハラ疑惑の社長に嫌われた話
先日、内定サインを堂々と出していた中小企業にお祈りされた。
もともとその企業は、私の内定コレクションを増やすためと練習のために受けていただけで、
内定を獲得しても100パーセント蹴るつもりでいた。
そのため、落ちて悔しい悲しい、というよりもとにかく驚きである。
今日はその企業との関わりを振り返りながら、不合格の原因を分析していく。
以下、この中小企業のことをT社と呼ぶ。
目次
内定サイン①いきなり役員面接
本来ならば、一次面接は人事と1対1らしいが、
私は二次面接相当の役員面接からいきなりスタートした。
説明会が終わった直後に「就留女さんには、ぜひ特別に役員面接から参加してほしいと思います!!」とメッセージが来たのだ。
人事の人は私たちとかなり年齢が近く、話しやすい印象で、
どうやら説明会の段階で気に入られたようだ。
(質問を頑張ったからなのかわからないが)
内定サイン②役員面接即日合格
世の中の学生は皆こぞって大企業が好きで行きたがるのに、
なぜ大企業よりもT社のような中小企業を志望するのか?
と聞かれたが、
自分の意見を経験を交えて論理的に述べたことで、役員を感心させたようである。
(この内容は嘘ではなく、本音だった)
そして面接終了20分後に、合格と告げられ、最終面接の案内をされた。
人事には、ぜひT社に来てほしい♡とラブコールを受けた。
最終面接についても、大丈夫だろうと言われていた。
ここで私は、少し気が緩んだ気がする。
この会社には面接で自分をアピールしたり、志望度の高さ(本当は低いけど)をがむしゃらに伝えなくても内定はくれるだろうと。
見くびっていた。
社長登場
最終面接は、社長と人事二人の3対1の面接。
ここから不信感を抱き始めた。
彼氏はいますか?
異性の友人はいますか?
と社長が聞いてきたのだ。
人によってはセクハラ、と捉えるだろう。
そういえば、私服で参加させられた。
普段私がどんな服装をし、どんな人であるのか見極めたいのだろうか。
しかま社長はこっちが話している間、私の性格テストの結果をじっと見つめ、話を聞いていないことも多々あった。
社長に対してはあまり良い印象を持たないまま、面接を終えた。
志望度の高さを伝えられなかった
最終面接では、内定4社と堂々と答えた。
その時、そんなに内定あるならうちには来ないだろう と判断されたかもしれない。
志望理由も、自分の就活の軸を交えて話したが、
他の内定企業を蹴ってまで入社したいというほどの強い気持ちが伝わらず、説得力にかけていたのだろう。
(もともと志望度が低いため、志望動機や意欲についてかなり盛る必要があったけれども)
結論
内定ゲットのためには、社長に気に入ってもらうことも大切。
今回、人事と社長の間に、考え方の上でギャップがあるなと痛感した。
人事が、♡♡ ってなっても、最終的に社長に気に入ってもらえなければ落ちる。
油断大敵である。
しかしどうだろう。
最終面接を通じてT社には行かなくてよかったと思った。
この社長の下で働きたくないと感じたからだ。
落ちて良かったのかもしれない。