就留女、するめのその先に…!

就職留年と転職を経験した、フルタイム勤務アラサーです。

病んで病んで病んで…寛解した話

こんばんは。

復活から第3弾の記事です。

 

普段もやもや感じていることを言語化することは、想像以上にスッキリする。

Twitter(現X)で、普段のもやもやを吐き出すことも多いが、文字数のこともあり、あまり言語化できていない。

 

本日のテーマは、「病んだ話」と、「寛解した話」。

以前更新した↓の記事と少し被る部分はあるかもしれない。

 

brd1267.hatenablog.com

 

 

私は心療内科に行ったことはないが、自分なりにネットサーフィンや読書を通じて情報収集するかぎり、メンタル面で「病んだ」ことは何度か経験した。

そして現時点は寛解している。

「完治」ではなく「寛解」なのが、メンタルヘルスの厄介なところ。

一度病んだら完治することはなく、いかに症状を抑えるかという方法しかない。

 

ちなみに心療内科についてだが、厳密にいうと「行けなかった」。

以前、我慢強い私が限界を迎え、勇気を振り絞り、心療内科に診察予約の電話をしたが、

「今日は無理です、次予約が取れるのは1カ月後です」と受付の女性に断られた。

あまりにも絶望したから、その日以来、心療内科を受診することは諦めた。

よくここまで潰れずに生き耐えたもんだ。

 

そんなわけで、今回は、

[病み遍歴]

[打開策]

の2つのチャプターでお送りする

 

 

病み遍歴

病み1:社会人1年目秋

社会人1年目は赤ちゃんだと思っている。

「わからないことは聞いてね」と言われても、いくら釘を刺されても、

【何がわからないのかがわからない】状態なのが1年目。

ある日、一切経験のない業務内容なのに、緊急案件を急遽押しつけられ、

案の定大失敗し、上司から激しく攻められた。

当時は、なんて私は愚かなんだろうと自責の念にかられたが、

いま思えば1年目の赤ちゃんをほったらかした上司が100%悪い。

完全に上司の監督不足。

私は何も悪くない。

1年目の社員は何をしでかすか分からないのだから、手取り足取り監視すべき。

ちなみに上司の上司にあたる支店長からは、

「今回の件は前向きに経験と捉えよう、もっと地獄を見た方が良い」と謎アドバイスをもらったが、あほちゃうか。

ちなみに当時↓の本が流行っており、軽く読み通したことがあるが、

仕事へのモチベーションも給料もすこぶる高い方だけが読めばよいと思った。

そうでなければ空回りするだけなので。

 

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病み2:社会人2年目秋

1年目よりも仕事の要領が改善するものの、相変わらず日々忙殺され、

そもそも今の仕事は自分に向いているのか?と悩み続けた時期だった。

病みのきっかけは、同僚からの仕事の押しつけと、顧客と同僚の間で板挟みになったこと。

業務内容の難易度の高さ、量・責任の大きさが、年次と給料に全く見合ってなかった。

今思えば断ればよかったが、「仕事を断るという文化がない」会社だったので、頭にも思い浮かばなかった。

幸い、中には理解のある同僚もいて、心の支えになった。

ランチや飲みの場で、散々私の愚痴を聞いてくれたことには本当に感謝している。

 

 

病み3:社会人3年目~4年目春

転職をした数か月後、急遽退職者の仕事を引き継いだ。

転居を伴う転職をした直後は新鮮なことが多く、アドレナリンパワーで乗り切れてしまう日々が続いていたが、

ちょうどその頃はアドレナリンが完全に切れていた。

転居したことで環境が大きく変化したストレスを抱えながら、業務量が一気に増えた。

退職者からの引継ぎは抜け漏れがだらけで、一通一通のメール返信にも、事務作業にも、電話応対にも、すべて手探りで仕事をした。

 

 

病み5:社会人5年目冬

大きめなトラブル(金銭絡みの納期遅れ)が発生し、イレギュラー対応や、時間外対応が増えた。

朝6時台のメールチェックや休日対応もあり、朝に弱い私の心は完全にへし折れた。

事の経緯を時系列に沿って確認しつつ、顧客と金銭面の交渉を行い、お互いにとってベターな状態に交渉を進めることは、トラウマになるレベルで大変で、

期間中は知恵熱でぶっ倒れたりもした。

知識がなく、他責志向で理解のない顧客と対峙するなか、

味方であるはずの直属の上司が責任逃れすることもあり、板挟みになるのもきつかった。

バックレて、退職代行でも使って辞めてやろうかとも思った。

 


 

 

打開策

休日に休む

「休日に休む」って当たり前すぎて、日本語としておかしいはずだが、

お恥ずかしいながら、私がその概念を理解できたのは社会人になってからである。

高校時代は休日=勉強をする日 だったし、

大学時代は休日=バイトの日 だったので、常に動いており、休むという概念が抜け落ちていた。

社会人1年目の初めのころ、休日を仕事関連の勉強に充てることもあったが、

さぼって、ぼーっと休むべきだった。

どうせ最低限の給料しかもらえない条件で、週5、1日8時間以上フルタイムで働くなら、

休日は「休むこと」に徹するべき。

 

 

さぼる

特に何も予定がなくても、家でひたすらだらだらするだけの有給休暇日があっても良いと思う。

私は午後休をたまに取得するが、1日有給よりも仕事はたまりにくいし、他人にも迷惑をかけにくいと感じている。

集中力のさえた午前中だけ仕事を頑張れば良いので、個人的に非常に有意義な過ごし方とだと思っている。

 

 

一人で業務を抱え込まない

自分の業務外・専門外である業務を、ちょっとした気遣いで自分一人だけ対応しない。

自分の管轄外であれば、早めに他人を巻き込み、他人に仕事をぶん投げる。

余計な気遣いは不要。

同僚は友人ではないし、いつかはこの職場を離れるだろうから、ドライに仕事をする。

トラブルの際は、メールCCに関係者を追加し、巻き添え者を増やして、みんなの共同責任にする。

他部署との揉め事なら、自分の上司も巻き込み、その役職を盾に協議に挑む。

直属の上司がポンコツなら、頃合いを見て、その上の上司に協力を仰ぐ。

 

 

少しでも地雷臭のする仕事を受注しない

私は現在、顧客の窓口を務めることが多いが、顧客からの要望に対して断る勇気を持つ。

もし断っても、客側からすり寄ってくる場合は、盛大にぼったくる。

ぼったくって受注した後は、他部署に事前に根回しを怠らず、協力者を増やす。

 

 

上司のちょっとしたアドバイスを鵜呑みにしすぎない。

上司は多忙であり、部下であるこちらがいくら事細かな報告をしても、抜け落ちることがある。

表層的にしか物事をとらえていない場合もあり、的外れなアドバイスをしてくることもあるだろう。

そのアドバイスを鵜吞みにしてそのまま実践したところ、墓穴を掘り、後悔したこともあった。

 

 

最後に…

社会に数年揉まれただけの私だが、赤ちゃん状態の1年目に比べたら、

様々な意味で強くなったし、面の皮も厚くなった。

それでもメンタルが崩れかけるきっかけは日々たくさんあるから、

今後もほどほどに仕事を続けながら、生き延びていきたい。