一ヶ月間の研修を通した人間観察
社会人生活がスタートして、一ヶ月が過ぎようとしている。
昨日、一ヶ月の新入社員研修を終えると同時に、めでたく初任給をいただいた。入社日からの日割り計算のため、満額支給ではないが、とても嬉しい。
さて、この一か月間、個性あふれた数多くの人たちに出会った。まずは同期。世代の近い先輩社員。親世代あるいは親以上の世代の社員。
今回は、その出会った人々を人間観察した結果をまとめていく。就活生にとっては少し息抜きになるだろうし、社会人の方々の中には「うわそれわかるー!!」と思う方もいるかもしれない。
しばしお付き合いを。
話すのがうまい人
「話すのがうまいことと、思考力の高さは必ずしも比例しない」。これは同期に限らず、少数の先輩社員に対して感じたことである。
たしかに、話が上手い人は素晴らしいと思うし、うらやましい。なぜなら私は話下手だから。
しかし、一ヶ月を通して、「話をそれっぽくまとめ、面白おかしく話す人」がいたのだ。つまり、話術には長けているものの、話の内容が薄かったり、よく考えると「???」と疑問を抱くようなものになっている場合があるのである。
逆に、話下手だが、思考力が高く、頭がキレキレの人もいた。
就活の面接においても、話し上手にならなければいけないと思い、緊張したり自信を無くしたりする人は多いと思う。
でも、重要な点は、話し上手かどうかではなく、話す内容ではないか?(見た目よりも中身重視)
ちなみに、塾講師経験者は、頭がよくキレ、話すのもうまかった。
積極的に発言する人
こういう人も、目立つし、話が上手い場合が多いから、すごいと思われやすい。しかし、全員が全員素晴らしいわけではないと感じた。
中には、ただ目立つのが好きな人、人前で話したがりの人もいる。たまに、論点がずれがちなのに人前で話すのが好きな人もいる。
だから、積極的に発言する人々に対して、自分のおとなしさを自覚して自信を無くす必要はない。
今日もおしゃべり大好きな○○君が発言してるわ~くらいに軽く受け止めるくらいが良い場合もある。
7月末まで無い内定だった同期
その人はマーチよりも圧倒的に上の学歴を持っていた。その上、人前で積極的に発言したり、鋭い質問を飛ばすなど、良い意味で目立っていた。
しかし、一ヶ月観察することで、無い内定の原因となりそうな要素が分かった。
その要素とは、空気を読まないことと表情が暗いことの二つである。
空気を読まないという要素は、特にグループワーク中に発揮された。
論点をずらした発言や、ワークとは直接関係ない余計な発言が何度かあった。このような発言は、グループワークを通して成果物を作り上げる際は要らないし、あまり役には立たない。
また、ふとした瞬間に表情が暗くなるのも残念だった。せっかく笑顔が素敵なのに。
常に笑顔や明るい表情をキープするには酷だが、ふとした時に怒った顔にならないようにだけは気を付けた方が良いと思った。
余談だが、清潔感のあるメイクと髪型も、社会人としては重要だろう。
難しい話を分かりやすくまとめ上げる人
積極的に人前で発言したり、目立ったりするようなタイプではないが、頭がキレる人は多い。
私が出会ったのは、努力家で、自ら知識を増やそうと日々具体的に行動に移すような人だったが、グループワークで話をまとめてくれた。
他人の発言を理解できると同時に、難易度の話をかみ砕いて話せるだけの頭の良さがあった(なぞに上から目線)
こういう人は、これから大きな成果を上げていきそうだと思った。
精神年齢が低い同期
就活を終え、学生生活も終え、社会人になったというのに、正直精神年齢が低すぎる人もいた。(という私は精神年齢高いのか?!となるが…)
寝坊遅刻をする人、一般常識を逸脱した行動を取る人、最低限の礼儀挨拶ができない人、ありがとうが言えない人。
就活生や学生の方がちゃんとできてると思う。
こんな感じでも社会人になれてしまうのか、うわー。と思ったことも何度かあった。
というわけで、これからも際限なく私は数多くの人々と出会っていく。
人間観察は終わらない。