大学合格がゴールになってない?
おそらく今回が、学生としては最後の更新になるだろう。
テーマは、
大学合格がゴール地点になっていない?
である。
これはわたしの5年間の大学生活における最大の反省点である。
辛い受験期を経て、大学合格という1つのゴール地点を人生最大のゴール地点かのように捉えてしまい、
合格の時点で大満足してしまった。これは本当によくなかった。
大学生活は人生の一通過点でしかない。むしろスタート地点に近い。
確かに、合格したら楽しい生活、自由な生活が待ち構えていたのは事実。
田舎から都会に移り、一人暮らしもスタートし、アルバイトも始めた。意思決定もほぼすべて自分ができる。親の監視下から逃れたことで、行動範囲の幅広さも比べ物にならないほど広がった。
でも、それだけで満足してはいけなかったのだ。
理想でしかないが、高校時代の受験勉強の段階で、
大学生活、そして卒業後のキャリアまで配慮できていたら、もっと広い視野を持って勉強をしていただろうし、より充実した大学生活ができただろうし、キャリア面でやりたいことが出てきたかもしれない。
そして人生百年時代と言われる昨今。
一般的には、大学生活が20代前半で終わり、社会人生活も60歳くらいで終わる。そのあと余生は40年。
人生は長い。だからこそ様々な生き方がある。
ずっと会社の下で働いてもいいだろうし、脱サラして起業してもいい。カフェ経営なんかもいい。海外移住も良し。
大学生の間は、時間もあるから、いろんな生き方を模索するのにちょうど良いのではないか。
今思いつくのは、留学、ワーホリ、長期インターン、ボランティア等々。もっと経験しておけば良かった。もしかしたら、今思いつかないことまでチャレンジできていた可能性もある。
それほど大学生活は自由であり、自分の裁量次第でよくも悪くもなる。
そしてそれらの経験を通すことによって、いろんな見分を持つことができて、将来の生き方についてビジョンが立つだろう。
社会人生活を目の前に控えた今、負け惜しみのような文章になってしまったが(笑)
受験生や、大学入学を控えた学生さん、現役大学生のみなさんも、
人生を長い目で見て、大学生活をデザインしてみるのは良いだろう。
長い視点を持つだけで、誰にも似通うことのない、唯一無二の大学生活を送れるはず。
以上、手短に学生最後の記事を書かせていただきました。