自己分析は自信の素。
就留女を名乗っているが、ご存知ない方のために申し上げると、
現在わたしは就職留年中であり、2度目の就活に力を入れている貧乏学生である。
将来何があろうとも、
きちんと自分一人で生計を建てるという、なんとなくの理想があるため、
二度目の就活にはかなり力を入れている最中だ。
さて、二度目の就活をしようと決心したのが、ついこの間の冬だったのだが、
この決心は私の人生の大きな転機となったと思う。
(まだ二十数年しか生きていないのに、人生を語るとか大げさだが。)
なぜなら、その決心のおかげで自己分析を重ねに重ねることとなり、
結果的に自分に自信がついたからである。
※自己分析とは?※
就活の際に欠かせない作業。
自分はどういうきっかけがあって、どのような性格になっているのか、また、どのような体験からどのような仕事が向いているのかなど、自己対話を繰り返す。
例えば、幼い頃、普段かなり厳しい両親は、自分がピアノを上手に弾くとかなり褒めてくれた。そのことをきっかけに承認欲求が強くなり、何をするにも周りから「認められたい」という思いから行動することが多くなった。 など。
目次
自己分析のやり方
自分はどんな性格なのだろうと、一人で考えれば考えるほど堂々巡りしてしまって、
訳が分からなくなってくる。
そこで、大きく分けて二通りのやり方をした。
1、他人目線の意見
まずは単純に、友人などに聞いてみたのだが、
みんな照れ臭いのか、納得のいく答えは得られなかった。
そこで注目したのが、誕生日の際のお祝いメッセージ。
偶然にも、何人かの友人からもらう機会があり、改めて読み直してみた。
「いつも真面目できちんとした就留女は、、、」
「優しく話しかけてくれて気遣ってくれる就留女は、、、」
メッセージが長ければ長いほど、
自分だけではわからない、自分の一面を垣間見ることができる。
こうすることで、客観的に自分がどのような性格であるか、少しは知ることができた。
2、これまでの経験をとことん振り返る
ぎりぎり記憶がある4歳ごろから、二十数歳の現在までの出来事を、限界まで思い起こしてみた。
年ごと、そして月ごとに振り返り、その時起こったこと、感じたことを詳細に である。
○○が原因で先生に怒られて反逆してしまった、
自分のしたことが原因で失恋して悲しくなったこと、
当時趣味がなく、とことんゲームに打ち込んで成績が下がったこと、、、
意外にも、小さくてどうでもいいと思っていた出来事には、
自分の性格を形作るヒントが散りばめてあった。
これはかなりの驚き。
そして、点と点がつながって線となり、面白くなってくる。
自己分析で見つけた自分の良さ
つい最近まで、私は、
IQが低く、何か新しいことに挑戦しても周りに比べて修得が遅く、センスがない、無能人間だと思っていた。
今の自分もそうである。変わりようがない。
しかし、自己分析のおかげで、
以上のネガティブな部分を完全にカバーしてくれるような自分の一面を発見し、
自分に自信をもてるようになった。
ズバリ、私の良さは、苦手を克服する力が強いことである。
例えば、バイトでの話。
入って7か月ほどは、伝達ミスをしたり、接客の言葉遣いがきちんとできていなかったりして、度々社員から注意を受けていた。その上、きちんと仕事をこなせる同期からは、少々軽蔑のまなざしを送られてきた、、、
しかし、私は、二度と同じ失敗をしないという強い気持ちと向上心を持っていた。そのため、失敗の原因を分析して、とにかく実践を積んだ。
そして一年経ったころには後輩をトータルサポートできるようになり、社員からもほぼ毎回褒められるようになった。同期からも尊敬されるようになった。
っていう感じ。
自己分析を通して、
この、苦手を克服する力はバイト以外にも、
学業、サークル、さらには大学受験にも当てはまることが分かった。
挑戦する就留女
今まで私は保守的で、護身的な生き方をしてきた。
自分はIQが低く、物事をうまくやるセンスを持っていない。
そんな私は、背伸びしまくって何か大きなことに挑戦しても、失敗するに違いない。
だから、堅実に、リスクの少ない選択をしよう。
というように。
しかし、二度目の就活を始めると決心し、
自己分析をすることで、’自分の良さ’を知り、
自信が持てるようになった。
何かに挑戦しても、中途半端な気持ちで取り組んでいたら、うまくいかないだろう。
しかし、’自分の良さ’を発揮して、本気になって取り組み続ければ、必ず成功するに違いない。
かつて私があらゆることに成功したように。